勝田全国マラソン

勝田全国マラソン（フル）２００９．１．２５　

参加賞：Ｔシャツ＆完走（乾燥）いも
男子6812人、女子1018人（完走者：人）
記録：４時間２２分３４秒（ネット）　４時間２６分５６秒（グロス）

　前日までの雨と雪模様から快晴無風の絶好のランニング日和。
先週のハーフ（千葉マリン）で自己記録の更新をしたので、
本日は、もちろん完走が目標ですが、あわよくばサブ４をとの期待と作戦を掲げての出場です。
・・が、久々のフルレース、そんなには、甘くはありませんでした。

　


勝田マラソン会場入口	受付場所の石川運動広場

ちょっとリッチに柏から特急指定で勝田へ、乗車時間は１時間足らず。
スタートの２時間前に着いたのにもかかわらず、駅は改札から大渋滞で、受付場所の石川運動広場へは、人波に乗って辿りつけます。
街中や会場では「君は勝田の風になれ」のメロディーが流れて、なんとなく気合が入ってきますねえ。
　

早めに着いたおかげで、余裕を持ってゼッケン付け（ランシャツに思った場所に真っ直ぐに取り付けるのはなかなか難しい）やトイレを済ますことことができました。
開会式などを見ていたら、あとの電車でやってきたＫ君から電話で、ただ今、着替え中とのこと。ちょっと遅れをとってしまいました。

着替えの男子用テントは３つ。どこも超満員で、一番空いてそうなテントに強引に潜りこみ、最奥の隙間風が入ってくるような場所に着替えスペースを確保。
　

会場内にはたくさんの食べ物屋さんやスポーツメーカーショップがありました。

　今回は長袖のランシャツの上に半袖のランシャツの重ね着。下はタイツの上にランパン。テント内でみなさんの様子をみるとランシャツ、ランパンのいでたちの人も結構います。
それに膝や足のつま先になにやら塗りこんでいる人の姿も。これって何？　早く走れたり痛みがこないような何かなのかなあ。ちょっと気になります。
その後ものんびりバナナやアミノ酸を補給している間にスタート３０分前になってしまいました。
荷物預かり所は、芋を洗うような大混雑。やっと預け、ストレッチもそこそこにスタートラインに辿り着いたのは５分前。
　

	このレースは、自己申告タイム順でスタートを切ります。ということで、並んだのは４時間までのところです。１１時スタート。スタート直後の状況をアナウンスしている方は、面白く実況を中継しているので和ませてくれます。で、４分２０秒後、やっとスタートラインを通過。
４時間以内走力のスタート位置　スタートラインは遥かかなた

　やっちゃいけないとは分かっていても、右へ左へ空きスペースを見つけての変則的な走りになってしまいました。
それでも駅前の大通りに右折するとコースが一気に４車線になり、沿道からの応援も途切れることなく続くので、気分よく走ることができます。ただ、前週のレースの疲れが残っているのか若干スピードに乗れていない感もします。
勝田はキロ表示が１キロごとじゃなく５キロごとの表示。
５キロで２９分（５分４５秒／キロ）。感覚どおりにちょっとスピードが足りませんし、目標サブ４を掲げていますので、ここらでちょっとシフトチェンジ。
　

５－１０ｋｍ（５分３５秒／キロ）
国道２４５に出た初めのころ（１０ｋｍ）は応援の方たちも少なくなってしまいますが、何気にスピードに乗って、いい感じで走れています。このときは、このままラストまでこのペースで走れちゃうんじゃないかと思えたほど絶好調でした。

１０－１５ｋｍ（５分３８秒／キロ）
１３ｋくらいにある坂も快調に走りくだり、そしてやって来たのは原子力開発機構前の上り坂。
いやあ、ここで一気にペースが落ちました。

１２時４５分頃　
村松十文字辺りか（１６ｋｍ付近）？
ここでは交通整理員の方がランナーを時々止めて車の整理をしていました。

　１５－２０ｋｍ（５分５２秒／キロ）
国道２４５から左折しＪＲ東海駅入口へ。沿道には応援の方が絶えることなく続いて、俄然元気を頂けるところなのですが、なんかペースが上がりません。
というか、今のペースで走り続けることが辛くなってなってきました。
あとで調べたら、ここは緩やかに上っているところなんですね。

２０－２５ｋｍ（６分９秒／キロ）
佐和駅入口辺りも、絶えず応援の方がいらっしゃるところで、主催者のエイドなのか私設のエイドなのかわからないほどで、エイドがいっぱい。
エイドがあるとついつい立ち寄ってしまいます。チョコやバナナを頂き、元気も頂いて、もうひと踏ん張り。
　

２５－３０ｋｍ（６分４８秒／キロ）
足は膝から太ももまでギシギシいって、息も絶え絶え。いやあ、もう走るのが嫌になってきました。
椅子を出して休憩所を設けてトン汁を振舞っているエイドがありましたが、ここは誘惑に負けずに休まずに通り過ぎました。・・が、１ｋｍも進まないうちに、ギブアップ。
道路脇によけてストレッチで一休みしてしまいました。
これって、今までフルを走った中で一番短い距離で歩きだしてしまった新記録です。
　

私設エイド　
おしんこや梅干、チョコレートなど
ほんとありがたいです。

３０－３５ｋｍ（６分２９秒／分）
ここらが一番辛かった。コースはクネクネして今どの辺りを走っているか分からないし。
１ｋｍ走っては屈伸し、また走って。
ちょっとした坂も、上がれずに一休みしたり。ゴールはまだ遥かかなたなんだよなあって弱気になりますが、亀の走りのごとく進むしかありません。
　

２時２０分頃
息も絶え絶えで、走ったり歩いたり。
ゴールはまだ先。
３３ｋｍ辺りか？

　この辺りから運命共同体っていうか同じ船に乗った仲間っていうか、走っていていつも同じようなところを走っている人が何人かいます。
こちらが、頑張って抜かしても、そのあとバテテくるとまたこの方が抜いていって。
また抜いて抜かれての繰り返し。
そんな訳で、抜いていって抜き返されないと、「あれれ、どうしたんだろう」って心配にになってしまうし。逆に、かなり前にいると、「おっ、あんなところにいるぞ」って頑張ってしまったり。
こんな方が男性と女性に一人ずついました。

３５－４０ｋｍ（７分２２秒／キロ）
この頃になると、ストレッチして走り出したあと１ｋｍも走らないうちに息も上がってしまいます。いやあ、もう最悪だわ。
でも、着実にゴール近づいていると思うと、遅々とした走りですが、なんだか終わりが見えてくるし、沿道の応援も熱が入っているので頑張れます。
駅前の大通りに入ると、交通規制が解除されて、信号ストップ。
これが運悪くすべてストップ。まあ、休めるから、運悪くじゃなくて運よくかな。

４０ｋｍ－ラスト（６分２９秒／キロ）
交通規制が幸いしたようで、ラスト２ｋｍは、ゆっくり目のペースながら休まず走ることができました。そしてゴール。

　目標サブ４なんて、大きな間違いでした。前半のちょっと早めのペース配分にしたことがこんなにも後半に効いてくるとは。
今回のレースは初フル（つくば）の次にバテテしまったレースです。
それでも１分ちょっと自己記録を更新しましたが、こんな疲れ方するのは、まだまだ練習が足りないからなんでしょうね。

さて、次のレースは２月中旬。
今は、走りたくありませんが、きっとそのうち走りたくなるのでしょう。
それまで練習はお預け。

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