菖蒲が浜から千手ヶ浜 スノーハイク 03.01.26

【地図】 1/25000 中禅寺湖、男体山
【コー ス】 竜頭の滝P(10:45)--千手ヶ浜(12:40)--西ノ湖入口(14:05)--
     小田代ヶ原(15:05-45)--石楠花橋(16:10)--竜頭の滝(16:30)
【天候】 晴 【メンバ】 単独

 今日は歩き始めが遅いし、そんなに欲張らない。軽〜くスノーハイクして、千手ヶ浜から男体山を見ながらランチできればそれでヨシなのだ。
竜頭の滝駐車場に車を駐め、スキー場先の「千手ヶ浜」の標識に導かれて雪原に入る。
おっと、初っぱなからラッセルかぁ。腰の辺りまで潜ってしまうので、ここで早くもスノーシューの出番。前方の山腹にハイキング道らしきものが見えるが、そこに取り付くまでがまた一苦労。賑わいのある菖蒲ヶ浜スキー場のすぐ脇で一人、雪と戯れている様はなんか滑稽な感じがする。
 
熊窪付近 千手ヶ浜から男体山
熊窪付近 千手ヶ浜から男体山

 ハイキング道に出てしまえば、スノーシューの歩きは快適である。それにスキー場から流れてくる煩い音楽から離れられるのもイイ。日光プリンスの近くまでくると左からしっかりした踏跡のあるトレースが上がってきていた。折角スノーシューを着けたので暫く歩いてみたが、気温が高いのでスノーシューは雪団子状態。もう重くて、重くて。どこまで続いているか分からないが踏跡を利用させてもらえれば、もうスノーシューはいらない。

 湖畔を行くハイキング道は小さなアップダウンがあってトレースありとはいいながら思うようにはかどりません。それでも暖かな明るい日射しと微かに聞こえる中禅寺湖から波のBGMで気分は最高。熊窪の砂浜は雪の上を歩きます。ここから千手ヶ浜の桟橋が手の届くような所に見えますが、見えているのになかなか着かなくて。腹へったよ〜(^^;

 千手ヶ浜は風の通り道になっているようで、じっとしていると寒いです。これじゃ、のんびりとはいかないのでランチはお預け。トレースは西ノ湖へ向かっているようなので、目的地を変更。

 外山沢川に架かる橋を渡り、柳沢川の左岸沿いを行きます。トレースは水の流れていない柳沢川を右岸に渡り、暫く行ってまた左岸へそして登りの山道へと続いていきます。
山道!? 西ノ湖から千手ヶ浜まで以前、歩いたことがありますが、山道(登り)なんてなかった。ほとんどが平坦なところだったような気がするのですが。(^^;
 あーあっ、やっちゃったあ。西ノ湖なんて目をつぶったって行けると思っていたのが、大きな間違い。やっぱりポイント・ポイントで地図をしっかり確認しないといけませんねえ。(^^;)
ところで。私のいるところは、どこ!?
今更地図を見たって分かりっこありません。とりあえず、来た道を引き返します。戻りながら地図を確認したところ、なにやら中山へ向かっていたようです。こんな時期に中山なんかに行くなよと思ってみても、そりゃトレースした人の勝手。
 
 小田代ヶ原から湖上山、外山 アカゲラ 小田代ヶ原で 
 小田代ヶ原から湖上山、外山  アカゲラ 小田代ヶ原で

 こんな訳で時間をくってしまったので西ノ湖はパス。おいおい、今日はのんびり歩いてランチのはずだったのに、歩きっぱなしだよ。(^^;
次なる目的地は小田代ヶ原。
柳沢林道は除雪されていますが、完全ではありません。凍り付いた路面に薄っらと雪がのっていて滑って歩きにくいです。

 そして小田代ヶ原。バス停はすっかり雪で埋もれています。少し先に進んだ路肩の縁石に腰掛け湯を沸かしておにぎりとカップ麺のランチ。空きっ腹だったせいもあるのでしょうが、もう最高っ。そしてここからの眺めが何よりの副菜。
こんなところから白根隠山がみえるんですねえ。手前には湖上山から外山、そして三ツ岳は、その名前のとおり、ラクダのコブのようなものを3つ見せていました。もちろん貴婦人も元気に雪原に立っていました。
頭上ではコンコン木をたたく音。アカゲラものんびり木の上でランチをしていました。
 
栃木の山 HOME